ヨーロッパから中東にかけ
西洋占いの代表的占いのひとつ西洋占星術ですが、現在の占星術につながる流れを作り上げたのは、メソポタミアのカルデアの人々です。占星術という占いは、やがて紀元前後ころのヘレニズム文化の中で体系として練り上げられ、ここに西洋占星術の基礎ができあがったとされています。その当時の占いとしての完成形を今に伝えてくれるのは、プトレマイオスの『テトラビブロス』で、今日においても占星術師にとって必読の書といえます。その後の西洋文明は、ヨーロッパでローマ帝国が崩壊したことから、中世の闇黒時代へと突入していきます。しかし、占いとしての占星術は、生まれ故郷の中東の地区ではアラビアの高い文明のもとで発達を続け、やがてヨーロッパのルネッサンス時代には、アラビアから逆輸入され、再び発達しはじめることとなったのです。